2008年09月17日
改善提案書で現場力を高める
僕たちの会社では、メンバーからの問題点提議や、改善提案は、
・早朝会議への議題提出
・改善メーリングリストへの投稿
・個人面談時などでの提案
など場を設けてはいたのですが、遠慮がちでなかなか出てこないのが悩みでした。そこで、「白紙の改善提案書」を各自に配布して、どんどん提出してもらう方式に。提出が少なくなってきたら、また紙を配布して、問題意識を常に高めておいてもらうことを促します。
シートには、
・現状の問題点
・改善内容
・改善後、期待される効果
を書く欄があり、記入して提出してもらいます。それを、役員、マネージャが参加する早朝会議で審議して、採用に値することだとなったら、アクションプランを決めて、担当と、デッドラインを即決します。その際、S、A、B、C、Dのランクをつけます。
S 10,000円
A 5,000円
B 1,000円
C 300円
D よくできました
としてカウントし、四半期ごとに報奨金として配ります。細かな日々の改善、しかもそれがトップダウン的な押し付けルールだけでなく、自律的に現場主導で改善ポイントが出てくるところが重要だと考えます。みんな、多少遠慮がちなだけで、背中をちょっと押してあげれば、いろいろ思っていることが出てくるんだなぁと実感します。それだけでも前進したなと思えます。
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■Gofield.com編集長の弁
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Posted by kmorita at 13:59│Comments(0)
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