2008年08月02日

メーリングリスト活用法(1)

僕たちの社内では大変多くのメーリングリスト(以下、ML)が存在しています。僕自身は情報の整理法としてMLを最大限活用する推進派なので、増殖しまくっています。その数が30を超える頃、ひとりのメンバーから、「混乱するので、これ以上増やさないで欲しい」と依頼があったのですが、止まりませんでした。人間の感覚で混乱すること自体が管理手法に問題がありますので、メールのフィルタリング機能を使うとか、いろいろ混乱しない方法はあります。

細かい論はさて置き、実際どういうMLがあるのか整理して、お知らせしてみます。現在は150近いMLが稼動しています。

大分類として、

1.お客様(あるいは外部の協力会社)との情報共有ML
2.お客様単位(もしくは案件単位)の社内用情報共有ML
3.社内の部門別、専門ML

項目1と2はセットで作成することが多いです。「abc」というお客様の会社とのプロジェクトがスタートする時に、

abc@gofield.co.jp

というようなMLを作成します。ど、同時に、abc社向けのGofield社内のプロジェクトチームを中心に、

gof-abc@gofield.co.jp

というMLを作成します。頭に、「gof-」という文字列を配することで、区別しています。これは共通のルールです。お客様に情報を遮断しているわけではなく、社内で先に議論しておく内容もあるわけでして。この方式は大変重要です。

項目3は、山のようにあるので、代表例を紹介します。

●ALL
スタッフ全員が入っているML。日報などもここ。どこのMLに投げていいか悩んだ時に取りあえず投げ込むMLの役割も果たしていますし、「こいつは全員に晒す必要があるな」と僕が判断した時に、いきなり個別メール返信が転送されたりして、ちょっと恐怖のMLという側面もあります。(最近はそんなことしませんけど)

●books
社内共有図書購入の申請や、購入時などの配架場所の案内など。いい本の案内なども投稿されるML。

●cf
顧客フォロー用のML。主に、戦略的なお手伝いをするべき、運用契約をしていただいているお客様に対して、定常的なレポートの作成や、定例会準備などが円滑に行われているかどうかチェックするML。美人セクレタリ陣が監視しているML。お客様フォローに問題があった場合は、ここのMLが機能していなかった証拠。

●FCST
予算管理用のML。朝夕にリマインダーが飛んできて、予算管理をすることを伝えてくれる。予算管理表の更新は某セクレタリの特権事項で、このML経由で更新を依頼することになる。月末は慌しい。

●GM2
早朝会議(Gofield/Morning/Meeting)用のML。黒幕の某セクレタリが、会議当日の議事録を9時半に投稿。夕方までには、更新された各自のデッドラインの集計を投稿。さらに、翌日の議題一覧が投稿される。合間で、各自が処理した内容を報告するメールが飛ぶ。発足以来、重要度が高い ML。

●PR
社長室用ML。インフラ、総務、経理など、会社を支えるML。僕が調子いいときは、一日に50通ぐらい投稿するので、セクレタリ陣は閉口している。

●QC
品質管理ML。お客様への提示前には、このMLに投稿して、社内の品質チェックを通過する必要がある。

●ANTENNA
いろいろな為になる情報を共有するアンテナML。主に、購読しているメールニュースやブログサイトなどからクリッピングして投稿する。朝投稿されることが多い。

●QUESTIONS
なんかわからんこと、いろいろ質問するML。最近投稿少ない。

●BOARD
役員会用ML。経営課題を議論しあう。密室会議っぽいように思うかもしれないが、実態は傷の舐めあいです。小心者ML。

(続く)



こちらもどうぞ!
Gofield.com編集長の弁

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